季節限定商品

秋とんぼ 雄町 生酛 純米酒
【秋の季節商品です】
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待ち望んだ収穫を迎えた秋の田んぼ。
秋晴れの中爽やかな風が稲穂の香りを運んでくる。そんな秋は、とんぼの恋の季節。
初夏にヤゴから羽化したとんぼは、秋に番(つがい)となり田圃に可愛い卵を産み生命を繋ぎます。
そんな環境で育った酒米から醸された純米酒がひと夏越えて美味しくなりました。
実りの秋に相応しい秋晴れのようなお酒です。
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◆秋とんぼ 雄町 生酛造り純米酒
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【商品開発物語】
日本では酒米としては最も古い時代から大切に守られている酒造用の原料米である「雄町」は、江戸時代の終わりに岡山県で発見されたお米です。
この雄町はその後様々な品種改良に活躍し、有名な山田錦もこの米の系譜にあたります。
泉橋酒造でも戦前は自前の田んぼでも栽培していたと4代目蔵元の橋場友八は生前語っていました。
その雄町米を泉橋酒造では、1998年より自社田で復活させ、現在に至ります。
山田錦よりも草丈が10㎝以上高く(大きくなると140㎝程度まで)大変育て辛いお米ですが、
逆にこのお米を台風にも負けずにしっかりと栽培できれば相当な栽培上の実力が付くものです。
そんな雄町を泉橋酒造では、社員の力で冬期湛水+米糠除草・チェーン除草・農薬不使用で育てています。
この思い入れのあるお米を原料に、雄町というお米の持つ味わいの幅・奥行をより美味しく表現したいと伝統的な生酛造りで醸した純米酒がこの「秋とんぼ 雄町」となります。
穀物を感じさせる穏やかな香りの中に、旨み・酸味・甘味と一体となり、お料理の名わき役になるお酒です。
少し温めるとより一層旨みを増し、秋のお料理を引き立てるお酒です。
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【ラベルのデザインについて】
泉橋酒造のシンボルデザインである「赤とんぼ」のライフサイクルをモチーフにしています。
秋は、とんぼの恋の季節、つがいになったとんぼ達は楽しく秋の田んぼを飛び回ります。
そんな風景をデザインにしています。
ちなみに、産み落とされた可愛い卵は、冬ラベルのデザイン「とんぼの越冬卵と雪だるま」につながっています。
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【スペック】
精米歩合 65%
使用米 神奈川県産海老名市産 雄町 100%(自社栽培)
お料理との相性 温める時は上燗(45℃)~熱燗(55℃)程度で。鰹のタタキなど、赤いお魚やお肉とともに。
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【きき酒コメント】
栗やアーモンド・シナモンなどのナッツ系のふくよかな香り、力強くボリューム感のある口当たりに存在感のある旨みと落ち着いた甘味の一体感のある味わい。長く続く余韻と味わい。さんまの黄金煮やカモ肉などと合わせて。冷酒や室温、もしくは、50度程度に温めて。
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特定名称
純米酒精米歩合
65%アルコール度数
16度使用米
神奈川県海老名市産 雄町100%おすすめ温度
15~50