恵(めぐみ)シリーズ
純米吟醸
恵 青ラベル 純米吟醸 ~since2000~
地元で大切に育てた山田錦を自社精米(扁平精米)で58%まで磨き、手造りで丁寧に仕込みました。製造方法には特殊な麹菌や酵母菌などを使用せずにトラディショナルな方法を2000年の発売以来続けている、辛旨口のやさしい吟醸酒です。この恵 青ラベルは、地元の山田錦100%使用、協会901号酵母、辛旨口という商品コンセプトで出来上がった泉橋酒造のロング商品のひとつでもあります。
◆ 香り ◆
白い花や柑橘系の爽やかで優しい香り、仕込み水が硬水であることからくるミネラル感。仕込み水の硬水から来る透明感、ミネラル感も特徴のひとつ。日本酒度(+3~+5)のキレのある爽快な味わいです。
◆ 味わい ◆
口当たりは艶やかなでスムーズ、味わいは山田錦ならでは旨口・甘味・酸味が一体となったバランスの良いタイプ。
◆ ペアリング ◆
出汁の利いた和食や白身の魚介類など和食や洋食コースの前菜などに合わせやすい定番商品です。冷酒、又は、お燗酒でお召し上がり下さい。
◆ 受賞歴 ◆
2020 KuraMaster 純米酒部門 金賞(フランス)
恵(めぐみ)シリーズとは?
泉橋酒造の恵シリーズは、地元栽培の山田錦をトラディショナルな日本醸造協会の9号酵母で醸すクラシック商品です。穏やかな香りと料理との相性、辛口であり、熟成にも耐えられる酒質をコンセプトに仕込んでいるものです。
名前の由来は?
「恵(めぐみ)」という名前の由来は、日本人の道徳のひとつである「五恩五恵(ごおんごけい)」から。
これは、5つの恩と恵みに感謝しよう、という考え方です。
その5つとは、①太陽、②自然、③祖先、④師、⑤友です。
この「恵 青ラベル 純米吟醸酒」は、2000年の初リリース以来続く、いづみ橋の代表的なお酒です。
あらゆる料理に旨味を添えて程好いキレ味が杯を重ねます。
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ラベルの説明)バックに山田錦の稲穂(右手中央)と平安時代に海老名市にあった相模國国分寺の七重の塔のデザイン(左上)
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当商品開発の背景について
いまでこそ、栽培醸造蔵(登録商標)として、原料米の栽培から精米・醸造まで行うようになりましたが、当商品を初リリースした2,000年当時はまだ地元での酒米栽培をはじめて間もないことでした。
時系列的に列挙すると、、、
*1995年 食糧管理法廃止、お米の流通の自由化
*1996年 泉橋酒造での原料米の栽培スタート
*1997年 さがみ酒米研究会のスタート(地元生産者さんとのグループ化)
*1998年 山田錦と雄町の試験栽培スタート
*1999年 山田錦と雄町の正式な栽培開始、及び、仕込み開始
*2000年 地元産山田錦を使用した商品の初リリース「恵 青ラベル 純米吟醸酒」!『酒造りは米作りから、ドメーヌ蔵宣言』
*2001年 亀の尾栽培スタート、「恵 赤ラベル 純米原酒」リリース
*2002年 「恵 海老名耕地(低精白80%)」リリース
*2003年 食用「こしひかり」栽培開始
*2004年 神力・愛国の栽培試験
*2005年 神力の栽培スタート
2005年当時の蔵元
*2006年 精米機の更新、農業から精米・醸造まで一貫生産体制へ
*2007年 製品がすべて純米酒に『純米酒宣言』、冬期湛水スタート
*2009年 みその製造開始
*2010年 さがみ酒米研究会全員がエコファーマー認定
*2011年 酒米の放射能検査
*2012年 相模原市 田名望地河原への自社遠征農業スタート
*2013年 新品種「楽風舞」の試験栽培スタート
*2014年 山田錦を神奈川県の産地品種銘柄へ登録
*2015年 相模原市 大島への自社遠征農業スタート
*2016年 農作業のクラウド管理へ、水田センサーの試験開始
*2017年 泉橋酒造が農地保有適格法人へ(農地保有開始)
「栽培醸造蔵」が登録商標になる
*2018年 楽風舞を神奈川県の産地品種銘柄へ登録(全国初)
*2019年 GPS付きコンバイン(食味センサー付き)へ更新、
神奈川県産業総合研究所とドローン精密農業の実証実験スタート(2019~2021)
*2020年 GPS付き田植え機へ更新、甘酒・粕取り焼酎の製造開始
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2002年当時の伊波氏(酒米研究会)と蔵元
特定名称
純米吟醸酒精米歩合
麹)50%、掛)58%~扁平精米~酸度
1.6日本酒度
5アルコール度数
16%使用米
神奈川県海老名市産 山田錦100%おすすめ温度
10~55
-
1800ml
-
720ml