蔵元日記

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2022/05/06

【予約販売中】第5弾 スタディセット 【ドローン×農業×日本酒】

2022年 オンラインで日本酒飲み比べ 

スタディセット第5弾!!

今回のテーマはドローン×農業×日本酒×夏やご」です。

5種類の酒米のお酒の飲み比べです。

動画配信:2022年6月25日 正午 ~ 8月31日 正午(予約締切日:6月10日 )

★ご購入は→ お近くの泉橋酒造の取扱い酒販店 (スタディセットのお取扱いのない店舗様もございますので、直接ご確認ください) または  泉橋酒造公式オンラインショップまで


★★★今回のスタディーセットの内容や意気込み!★★★

 泉橋酒造では、毎年夏から秋の田んぼとその酒米を見て、このお米はあの酒にしよう、この田んぼの米は今年も大吟醸にしよう、ハタマタ、このお米は純米酒にしよう、などなど米作りの情報と酒造りの方法を有機的に連携させながらやっています。

さがみ酒米研究会

 しかしながら、実は田んぼの数は(自社栽培分と農家さん契約分を合わせて)46町歩(460反、もしくは46ヘクタール)もあるんです。この面積は、海老名市内の田んぼの少なくとも20%以上。神奈川県内では米作り団体としては2番目に大きい規模になります。

 実際現場では、夏場には毎月、農家さんやJAさん、そして、神奈川県農業技術センターの先生方と共に田んぼを巡りながら、生育の調査をしながら栽培方針を決めています。しかし、すべての田んぼを回ることはなかなか難しいのが現状です。現実的には農家さんごとにサンプル圃場を決めて調査・分析しています。でも夏場などは暑い。

そこで空撮が出来る、つまり、一度に広い範囲が撮影できる”ドローン”の登場です。ドローンには通常の4Kカメラだけでなく、我々の目には見えない近赤外線カメラ(マルチスペクトルカメラ)が搭載されています。このマルチスペクトルは、なんと!植物の光合成の強弱を見ることができます(NDVI値といいます)。これを使って、酒米の生育や出来上がる酒米の成分を短期間に効率よく計測することが出来たなら(精密農業といいます)、よりよくお米の仕込み先、つまり、前段のどのお米をどのお酒に仕込むのかが、より正確に判断できることと考えています。

そんな理想を胸に、泉橋酒造では神奈川県産業技術総合研究所(KISTEC)さんと3年間に及ぶドローン×農業×日本酒の実証実験を行ってきています。

今回のスタディセット第5弾は、我々の強気味方であるドローンが、彼のマルチスペクトルを通して

「この圃場はちょっと良くないかも」と宣った「圃場A」の山田錦

「ここは良いと思うよ」と宣った「圃場B」との山田錦

それぞれのお酒へと造り分けた純米酒がメインとなります。

ぜひ、ご購入の上、オンラインスタディ(きき酒)にご参加ください。

また、夏酒である「夏やごシリーズ」も同時に楽しむことができます。


【スタディセット内容】5,500円(税込み) 限定発売

日本酒 合計 5本 300ml×4本・250ml×1本

(すべて神奈川県産山田錦を使っています)

①ドローン【圃場A】純米酒 精米歩合90% 300ml

②ドローン【圃場B】純米酒 精米歩合90% 300ml

③【夏酒】夏ヤゴ ブルー純米原酒 300ml

④【夏酒】夏ヤゴ 13サーティーン 生酛・純米低アル 300ml

⑤【夏酒】夏ヤゴ スパークリング 250ml


限定オリジナル動画  

 ①セット酒の紹介と利き酒
 ②ドローン×農業の取り組みの説明
 ③ドローン酒の仕込み酒造り風景
④ドローン空撮総集編

 ⑤田植えまでの農業
 ⑥橋場放浪記(居酒屋を蔵元が巡ります) 2編

※すべて現時点での予定です。本番をお楽しみに。


今回のスタディセットへの意気込みです~2022年3月収録~

酒米栽培にドローンを使っている訳は?

食べてみました!「圃場A」「圃場B」の山田錦


泉橋酒造 スタディセットNo.5

★ご購入は→ お近くの泉橋酒造の取扱い酒販店  または  泉橋酒造公式オンラインショップまで

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