蔵元日記

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2023/12/04

【新酒 第4弾】いづみ橋「雫ラベル」生酛・純米吟醸・生原酒

【新酒 第4弾】

今年一番の生酛造り純米吟醸!「雫ラベル」です 超贅沢な逸品です

いづみ橋「雫ラベル」生酛・純米吟醸・生原酒

◇スペック

使用米:山田錦100%(神奈川県海老名市産)

精米歩合:55%

アルコール度数:17度

原材料:米・米麹

酵母:協会901号

 

◇味わい
生酛造りから来る複雑でかつ綺麗な味わいです。生原酒ですので、味付けの濃いお料理や牛肉やマグロやカツオなどに合わせるととてもよいペアリングになります。お正月のお節料理にピッタリです。

 

◇ラベルデザイン
クラシックな「いづみ橋」のラベルですが、冬らしく、また、年末年始の晴れの日に相応しい華やかなデザイン、かつ、お酒の雫をイメージしたラベルになっています。

 

◇お買い求めは泉橋酒造の取扱店へ https://izumibashi.com/buy/
もしくは、泉橋酒造へお問合せくださいませ。
電話 046-231-1338
メール shop@izumibashi.com
オンラインショップ https://shop.izumibashi.com/

 

◇生酛造りについて

「生酛造りを何故するの?」「リスクが高いのでは?」「わざわざ面倒なことをするの?」など良く言われます。

しかし、生酛造りは、速醸酛造りとは味わいの方向性で違う良さがあります。だから、生酛造りを行っています、とお答えしています。

では、どんな良さがあるのでしょうか。

ひとつは、味わいは、綺麗で、かつ、複雑で奥行、味幅のあるものが出来ます。速醸酛仕込みのお酒は、丁寧にすればするほど透明感の高いクリアな味わいになって行きますが、生酛造りはその点が大きく違います。なぜ、そのようになるのか、それは酛(酒母)を造る時、つまり、アルコールを作る酵母菌を育てる段階で、この酵母菌よりも先に乳酸菌を育てるところに秘密があります。(詳しくはこの場では割愛します)その結果、育ちあがった酵母たちは、綺麗でかつ複雑味のあるお酒が出来上がります。

泉橋酒造では、この生酛造りの複雑な味わいは、ワインでいうところの白ワインに対する赤ワインのような存在と考えて、食材と合せる時は牛肉やマグロやカツオなどに、味噌や醤油などの濃い味付けと合わせるよう提案させて頂いております。

 

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