3/15 平成25年度スタート 土壌分析検討会でした
3/15(金)泉橋酒造の酒米栽培を担当する「さがみ酒米研究会」の土壌分析検討会でした。
毎年、冬場に各圃場約300反(30ヘクタール)のうちの約1割(32箇所)にあたる圃場の土壌分析を行い、春からの酒米栽培に向けの土つくりを検討します。
研究会では夏場の天候とその米への影響は、その後の土壌成分の変化に現われるとも考えています。毎年分析を行い、適正な土つくりをすることで弊社の目標とする酒米栽培に適した環境を整えております。
平成24年度の栽培後の傾向は、リン酸とカリが低くなっている圃場が多く、その対策をしていくことが検討されました。それ以外に農薬の使用基準の話や栽培方法の検討、各玄米、白米のタンパク含有量の検査結果の検討など広範囲に話はわたりました。
折しも、昨日は政府がTPPへの交渉参加を決めた日。わが酒米研究会の中でも農業だけでなく、各分野にわたってそこはかとない不安感が漂い、研究会としてはより結束が深まった感じでした。