感動です!
2/26の用水路ウォークで聞いてきた話の続きです。
昭和の10年代に相模川に造られた磯部頭首工(いそべとうしゅこう)は、相模川の右岸地域(厚木市、平塚市、伊勢原市)と左岸地域(相模原市、座間市、海老名市、寒川町、藤沢市、茅ヶ崎市)の田んぼへ、その堰き止めた水を送り続けています。
その写真を借りましたので、ちょっと説明を付けてみました。
右側(相模川の上流から見て左岸)の水門から取った水は、左岸地域へはそのまま流れますが、右岸地域へはサイホンの原理を応用し一度相模川の下を通してから供給しているのです。こんな大工事を昭和初期に行っていた日本の農業土木技術の高さに感動です。
(写真)右岸の水門工事の様子です。