えびなっ子サマースクールで田んぼの生き物講座
7/28毎年夏休みになると行われる市内小学校の「えびなっ子サマースクール」で、泉橋酒造が授業のひとコマを受け持たせて頂きました。
内容は、田んぼの生き物講座でした。
このサマースクールの運営は、市教育委員会が配置する指導員と、保護者や地域団体・企業・学生などのボランティア、教職員などとの連携・協働で行い、内容は各学校さまざまで、趣向を凝らしたものとなっています。
そして、泉橋酒造は、地元の今泉小学校へ。
7月末はちょうど海老名の田んぼは土用干しで田んぼを乾かす時期。ちょっと前からヤゴや、ドジョウ、魚やタニシ、ザリガニなどを捕まえて、当日まで飼育してスタンバイしていました。また、生き物の捕獲や予習などにおいては、桂川・相模川流域協議会田んぼの生き物調査隊の先生方にも手伝って頂きました(感謝)。
そして、講師役は、釜屋の高橋君でした。
小学生から先生と呼ばれ本人も緊張しながら楽しそうに話をしていました。
農家が田んぼで稲を育てることは、収穫される米はさることながら、このような生き物を育てていることにもつなが っています。この場に連れて行った小動物だちは、すべて日本人が連綿と耕してきた農家仕事の中から育まれてきた生き物たちです。
このことは、専門的には生物多様性と云いますが、そんなことが少しでも子どもたちに伝えられたら、と考えています。
今泉小学校は海老名の中でも田んぼに囲まれた小学校のひとつです。
以下は、当日の写真です。
(写真)生き物の絵を書いてもらいました。右側が釜屋の高橋。
(写真)トレーの中には、丸タニシ、ヒメモノアラガイ、ヤゴ達、土壌、オイカワ(魚)、ドジョウ、ガムシ、シマゲンゴロウなどが。
(写真)羽黒とんぼのヤゴ。ヤゴとしては珍しい形です。後日、蔵で羽化しました。
(写真)ヤンマ類のヤゴとオイカワ。
(写真)作ってきたパワーパワーポイントを見てもらうためにパソコン教室も使わせて頂きました。