【ニュースリリース】日本酒の非破壊・迅速簡便分析を可能にする 「酒類用ラマン分析技術」について
日本酒の醸造は、米・米麹・酵母・仕込み水などからなる液状の「もろみ」で行っていますが、科学的データに基づいた日本酒の品質向上をはかるため、醸造の現場で「もろみ」の主要成分を非破壊・迅速簡便に「その場計測」できる装置が望まれています。分析対象成分として特に重要なのは、発酵の元となる糖類と、生成物であるアルコールの含有量です。以上の技術ニーズを受けて、今年度より、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)、株式会社分光科学研究所(SSL、川崎市麻生区、濱口宏夫代表取締役)、および泉橋酒造株式会社(海老名市、橋場友一代表取締役)は、糖類とアルコールを主なターゲットにした「酒類用ラマン分析技術」の検討を始めました。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.kistec.jp/wp/wp-content/uploads/201130_press-release.pdf