蔵元日記

蔵元日記

1970/01/01

丹沢の恵み と 新しい杉玉

新しい緑色の杉玉を本日11/30に飾りました。

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例年新酒が出来ると同時に飾る杉玉(または、酒林(さかばやし)とも呼びます)が本日完成し、蔵の玄関口に飾りました。

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毎年、弊社の会長が自らの手で作成しています。

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今年も無事お米の収穫を終え、更に、無事にお酒が出来始めたことに感謝しながらの行事です。

 作成に使う杉の枝は、相模原市緑区(昔の津久井郡)から頂いてきています。

津久井と云えば、神奈川県の水源地帯。

お酒のもとになる酒米はこの水源地帯に端を発する豊かな相模川の水です。

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(写真)11/25海老名市の北となり座間市から丹沢の山々を写しました。この丹沢山系へこれから出かけます。

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また、仕込みに使用している丹沢山系の伏流水(蔵の敷地内の深井戸(100m)からくみ上げ)もこの水源地帯からの恵です。

そんな田んぼや蔵にとって所縁のある津久井地方からこれまた水源地帯を形成している杉の木を切り、枝を頂いてくるこのことは本当に有難く豊かなことだと常々思っています。

杉の枝は、11/25に頂いてきました。

自然の豊かさに感謝しながら本年も酒造りにまい進していきます。

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