蔵元日記

蔵元日記

2019/10/01

【新商品】とんぼラベル 熟SWE(じゅくすぅい)

◉新製品のご案内(ペアリングメモ付き)
とんぼラベル 熟SWE(じゅくすぅい)
~2015BY 4年低温熟成~

◉スペック
【酒母】生酛造り
【原材料】米(国産)、米麹(国産米)
【使用米】海老名産山田錦100%
【精米歩合】65%
【アルコール度数】17度(原酒)
【日本酒度】マイナス4
【その他】低温熟成、2015酒造年度産(平成27酒造年度産)

【価格】3,500円(1,800ml)、1,750円(720ml)、500円(180ml)全て消費税は別途かかります。

◉泉橋の直営店「蔵元佳肴」根本料理長より

熟SWEの提供方法、ペアリング料理などの気付いたことを記しておきます。
営業などの参考にして頂ければと思います。

◎提供温度 : 8〜10度くらい温度帯の場合

旧型のブランデーグラスの様な口が狭く、バルーン型のものを使用した方が、酒質、香りも感じやすく適していると思います。平盃や口の広いグラスは、香りも逃げ、旨味もボケた感じになりやすい。

→ペアリング料理
・『シャインマスカットとブラータチーズとカプレーゼ 燻煙塩麹漬け豚肉 ヨーグルトとジェノベーゼのソース 熟成チーズかけ』

(シャインマスカットのジューシーな甘味、ブラータチーズほのかな塩味とクリーミーな食感とパルミジャーノレッジャーノチーズの濃厚な味わい、燻煙の豚肉の薫りと相まった時に、熟SWEの一口目の爽やかな甘味から、熟成からなる旨味と程よい酸に変化していく味わいをたのしめます。)

※これからの季節は、シャインマスカットから柿や、キウイなどに果物をかえて、レストランでは提供します。

・抹茶のティラミスなど、苦味と酸味、甘味な混在する料理にも合います。

◎41.5〜42.5度位のぬるめの燗
(酒燗器を48度位の低めにし酸が出ないように温める)

平盃よりも厚口のお猪口の方が楽しめると思います。

→ペアリング料理
『さつま芋の檸檬煮』や『栗や南瓜、椎茸のポタージュ』

『牡蠣と大根の味噌グラタン』
なんかはこれからの時期にはオススメです。
デザート系で、
『焙煎したきな粉のわらび餅』
『あんみつ』『ぜんざい』
なんかも面白い。

※ちょっとだけ温めることにより熟成の旨味がより前に出てくるので、甘薯的な甘味の出る料理と合わせやすくなります。

◎熟SWE 1:強炭酸または、トニックウォーター5ぐらいカクテル

すっきり飲みやすくなる中にも熟成の旨味がしっかり残るので、

『白身魚のカルパッチョ』や、
『濃い味わいの生野菜のオイル系のサラダ』

などと楽しめます。

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