蔵元日記

蔵元日記

2018/11/20

【新酒2018 第1弾 楽風舞しぼりたて】

その今年一番の楽風舞をしぼりたて生酒で販売しています。
是非、お試しくださいませ。

◇スペック
使用米:楽風舞100%(神奈川県海老名市産)
精米歩合:55%
日本酒度、酸度(非公開)
原材料:米・米麹~純米吟醸、生酒
酵母:協会901号

◇味わい
楽風舞のお酒は切れの良い酸の味わいが出やすい傾向にあります。そこで甘味・旨みとのバランスを重視した酒質設計となっており、クリアな印象の旨み、キレの良さが特徴です。冷酒、もしくは、ぬる燗で美味しく頂けます。

◇ラベルデザイン
「とんぼの越冬卵と雪だるまラベル」冬の田んぼを象徴した雪だるまの足元に春を待つ「とんぼの越冬卵」をデザインした冬らしいものにしています。

◇価格
1800ml 2900円+税、720ml 1500円+税

◇お買い求めは泉橋酒造の取扱店へ
もしくは、泉橋酒造へお問合せくださいませ。

電話 046-231-1338
メール shop@izumibashi.com
オンラインショップ
http://izumibashi.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2310245&csid=1

◇楽風舞について
「若水」「山田錦」に次いで3つ目となります。この新品種は、農研機構が「五百万石」と食用米「どんとこい」を親に育種された新しい醸造用玄米でした。泉橋酒造の自社圃場で試験栽培を開始から6年になります。弊社の酒米栽培チーム「さがみ酒米研究会」と共に少しずつ栽培面積を増やしながら栽培技術を向上させ、また少しずつ日本酒へと仕込みながら醸造の特性を掴んで参りました。
この楽風舞は大きな特徴は、お酒にすると透明感のあるクリアな旨み、味わいが生まれ、山田錦や雄町などの余韻の長い味わいとは明らかに違いがあります。
まだ、玄米での芯白の発現率が低いため、逆に精米特性はよくキレイに磨くことができます。更に、栽培上の特性は、早稲系であるため、山田錦と同じ6月の田植えでも、山田錦に比べ2週間早く出穂し、もちろん2週間早く収穫ができます。これは、山田錦の栽培上を減らすことなく、栽培量を増やすことが出来、地元農業への貢献も大きい品種でもあります。

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