蔵元日記

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2015/06/29

海中熟成酒セット発売(限定品)

【泉橋酒造の特別企画】

2015海中熟成&蔵内熟成 飲み比べセット

 【海中熟成期間】2014/11/28~2015/06/10

海中1のコピー

 

★2015海中熟成&蔵内熟成 飲み比べ 720ml×2本セット 8,640円(消費税込み)

  限定200セット(数になりましたら終了です)

 ネットショップ ⇒ http://izumibashi.shop-pro.jp/

 お問合せ先 電話046-231-1338 (月~土曜日 10:00~18:00)

         メール: info@izumibashi.com

 この企画のために特別にブレンドした純米酒を、2つの異なる場所で熟成させました。

(純米吟醸と純米酒のブレンド。平均精米歩合は66%)

ひとつは、いづみ橋の蔵の中。あえて冷蔵せずに、秋冬春と季節を過ごしました。

もう一方は、静岡県賀茂郡南伊豆町中木沖の水深20メートルの海底にカゴを固定し、その中に

お酒を約7ヶ月沈めておきました。

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南伊豆・中木沖は透明度が高く水温の変化も少ないのでたくさんの海の生き物たちがいます。海底に沈んだお酒の入ったカゴは、彼らの格好の住処でもあったようで、引き上げた時には、うっかり逃げ遅れた一緒に小さな魚やエビ、タコやナマコまで一緒に上がってきました。(もちろん彼らには海に戻っていただきました)

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海中の潮の動きの微妙なゆらぎに加えて、海底を転がる石などによって発生する振動(地上の70倍の振動だとか)が海中ならではの熟成がすすむと云われています。

ボトルには様々な自然の模様が付着しています。同じものが二つとないボトルは海からの贈り物です。母なる海に抱かれ、どんな時間を過ごしてきたのか想像しながら、浪漫たっぷりのお酒をお楽しみください。

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余談ですが・・・

今年3月にアメリカで1864年にバミューダ沖で沈没した船から見つかったワインの試飲会が行なわれたそうです。ただ、残念ながら海水が混入してしまいお味の方はまったくダメだったようですが、今回の海中熟成プロジェクトで使用した栓は、塩の腐食にも耐えられるZOAKという特殊な二重構造の栓を使っていますのでご心配は無用です。ただし、開栓時にキャップの付け根の部分に海水がのこっていることがあります。ベルトをバズした際に海水が出てくるようでしたら、ビンの口元の海水を拭き取ってから器に注ぐようにしてください。

開栓時の注意について

 

海中熟成プロジェクト企画の取りまとめをされている「酒茶論」

  http://shusaron-online.com/shopbrand/ct54/

 

海中熟成酒プロジェクトについて

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